Simulink Memory vs Unit Delay

Memoryブロック、Unit Delayブロック共に前回の入力値を出力しますが、動作するタイミングが異なります。

●Memoryブロック

 シミュレーションの各時刻(ステップ)で動作し、「1ステップ」前の値を出力します。

 連続システムの前ステップ値が必要な時に使用します。

●Unit Delayブロック

 ブロックで指定したサンプル時間で動作し、「1サンプル」前の値を出力します。

 離散システムの前サンプル値が必要な時に使用します。

例えば、最大ステップサイズが「0.2」でUnit Delayブロックのサンプル時間が「1」のモデルの場合、Memoryブロックの出力値は最大で「0.2」だけ遅れ、Unit Delayブロックの出力値は「1」だけ遅れます。

原文地址:https://www.cnblogs.com/xpvincent/p/6139078.html